工事業者を選ぶポイント③ 数字の「３」にご注意ください

工事業者を選ぶポイント③　数字の「３」にご注意ください

2019年3月15日更新

松・竹・梅３プランのお見積もりに
ご注意ください

塗装会社のお見積りで「松竹梅」の３つのプランを提示された時には、各プランの金額差はどこで生じているのかに注目してください。　
この場合、塗料の種類によって見積もり金額が大きく異なるケースが多く見受けられます。

当店で施工している塗料が、例えば以下の料金だった場合、

■ フッ素塗料　　30,000円（一斗缶）
■ シリコン塗料　　12,000円（一斗缶）
　
メーカーの仕様書通りに施工して、塗装面積100㎡の場合、使うのは２缶です。　
仮に施工工程が同じだとすると、2つの塗料の金額差は
30,000円ー12,000円＝18,000円　

２缶だと金額差は 36,000円となります。

この36,000円が実際の金額差ですが、見積もりにはどのように記載されているでしょうか。

塗料の仕様にもよりますが、プランによって金額に大きな差がある場合は、見積もり内容をよく確認してみましょう。
※塗料が異なることで工法が変わり、別途費用が掛かる場合もあります。また、塗料によっては一斗缶で10万円以上することもありますし、外壁材や屋根材になると、金額差はより大きくなります。
見積もりが適正かどうか、ご判断が難しい場合はお気軽にご相談下さい。

３回塗り内容を確認しましょう

「うちは3回塗りなんで長持ちしますよ！」
業者から、このようなフレーズを聞いた方も多いかもしれません。私たちも外装工事をやっているので、こう言いたくなる気持ちはわかります。
　
3回塗りが悪いのではなく、3回塗りの内容によって全然違う仕上がりになるのです。　
規定通りに塗っても、薄く塗っても、同じ「3回塗り」ですので、この点にご注意ください。
　
それぞれの塗料に、メーカーが指定する塗布量が決まっています。　
塗装工事の場合は、見積もりに塗装面積と、塗料メーカーの仕様書に基づいて算出した塗料の使用量が記載されています。
　
3回塗りを謳う業者でしたら、見積もりをよくご確認ください。