埼玉で雨漏り修理、屋根工事、雨どい交換、瓦屋根、漆喰など修繕、葺き替え、カバー工法【ケイナスホーム】蓮田市、伊奈町、白岡市、久喜市、幸手市他

担当からのコメント

埼玉県北足立郡伊奈町の屋根工事専門店のケイナスホームです。

埼玉県鴻巣市にお住いの施主様から屋根の上葺き工事のご依頼をいただきました。

大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお任せくださり感謝しております。

～施主様からのご相談内容～

施主様より外壁の塗装についてお問い合わせをいただいたので、早速現地調査にお伺いしました。

同時に屋根についても現状を確認させていただいたところ、スレート瓦の反り返りやヒビ割れなどが見られ、このまま放置してしまうと瓦の飛散や雨漏りの恐れがある状態でした。

・スレート瓦の反り返り

スレート瓦の特徴である蓄熱性と吸収性によりスレート瓦が反ってしまい、破損が懸念されます。

・スレート瓦のヒビ割れ

水分を含んだ瓦が冬場の寒い時期に凍結・膨張し、夏場の暑い時期に急激に乾燥したりすることが原因であると考えられます。

・凍害による爆裂

劣化が進み防水性が失われた表面、もしくは木口から水分が内部に浸透し凍結と誘拐を繰り返したことにより基材が崩壊した状態です。

・エフロレッセンス現象

白華(はっか)現象とも呼ばれます。

モルタルやコンクリートに含まれる水酸化カルシウムが表面に溶け出し、空気中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシウムに変化したものです。

またスレート瓦で防水テストをしたところ、水を激しく吸い込みました。

瓦全体の防水機能が全く無い状態です。

・棟板金の繋ぎ目のコーキング劣化

棟板金の繋ぎ目部分は下地材に直接影響を与えるので防水処理が重要です。

コーキング材に劣化が見られ、このまま放置すると雨漏りの原因となる恐れがあります。

今回は屋根全体のスレート瓦や棟部分の劣化を勘案して、上葺き工事をご提案させていただきました。

上葺き工事とは、既存の屋根材の上に新たに防水紙(ルーフィング)を敷設し、その上から新たな屋根材を設置する工事になります。

カバー工法、カバー工事とも呼ばれ、葺き替え工事に比べてコストを抑えられるので人気の高い方法になります。

また既存の屋根を防水層として利用することが可能なため、雨漏りに対しては非常に効果的で、耐震性の観点から軽量金属瓦による施工が一般的です。

～施工内容～

◆既存の棟板金、棟下地の撤去

まずは既存の屋根の棟部材の撤去を行います。

◆防水紙（ルーフィング）の設置

上から新たな防水紙（ルーフィング）を敷きます。

現在のルーフィングは改良がすすみ、柔軟性が高く扱いやすいものになっているので、屋根の形状に沿って隙間なく貼り付けることができます。

◆新規屋根材の設置

ルーフィングを敷設した後、新規屋根材の葺き上げに入ります。

こちらのお宅ではセネターという超軽量屋根材を使用しました。

セネターは様々な日本の住宅にマッチするスタンダードな色と風合いが特徴で、耐候性に優れた屋根材になります。

人気の高いガルバリウム鋼板と、天然のストーンチップを施しており、塗り替えをする必要がないメンテナンスフリーの材質になるので、ご自宅にかかるメンテナンスコストをトータルで抑えることができます。

◆棟部材の設置

棟部分には専用の部材を設置します。

これで屋根の上葺き工事は完了となります。

景観も現在主流のスレート屋根と似たような仕上がりとなりますので、大きく印象が変わるといった心配も無用です。

上葺き工事は比較的手軽にできる工事ではありますが、屋根では内部が見えない分、確かな技術と知識が必要となります。

ケイナスホームでは屋根カバー工法による上葺き工事の実績も多数ございますので、安心してお任せください。