埼玉で雨漏り修理、屋根工事、雨どい交換、瓦屋根、漆喰など修繕、葺き替え、カバー工法【ケイナスホーム】蓮田市、伊奈町、白岡市、久喜市、幸手市他

担当からのコメント

埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根専門店のケイナスホームです。

埼玉県上尾市に在住の施主様宅にて屋根カバー工事と外壁塗装工事をさせていただきました。

大切な自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただき感謝しております。

 

使用材料・施工金額は最後に記載させていただいております。

また、このお宅の外壁塗装の施工事例は最後にご紹介いたします。

 

 

 

屋根の診断結果

現地調査にお伺いし、状況を確認させて頂きました。

 

使用されていた屋根材はパミールと呼ばれるスレート屋根で、経年により様々な劣化症状が出てしまう材質でした。

 

塗膜の剥がれや、層間剥離（ミルフィーユ現象）がいたるところに発生しており、劣化が進んでいる状態のため、『屋根のカバー工法』を提案させていただきました。

 

屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上に新たに防水紙(ルーフィング)を敷設し、その上から新たな屋根材を設置する工法になります。

既存の屋根を防水層として利用する事が可能になる為、葺き替えに比べ、コストを抑えられる点や雨漏りに対しても非常に効果的な方法です。

屋根カバー工法をされる場合には耐震性の観点から、軽量金属瓦によるカバーをお勧めしております。

 

 

・スレート屋根　塗膜褪色や汚れ、剥離がみられます。

 

 

屋根材の塗膜が無くなると、汚れが付きやすくなり、コケやカビが生えやすくなって美観性を大きく損ね、防水性能が低下してしまいます。

 

今回のようにパミール屋根の場合は一般的な塗装はお勧めできません。

 

塗装により　劣化を一時的に抑えることは出来るかもしれませんが、数年で再び剥離が発生してしまい、本来の防水性能を発揮できません。

 

 

 

 

施工内容

既存の屋根を撤去せずに軽量な屋根材を上に乗せるカバー工法にて上葺き工事を行いました。

大がかりな葺き替えと比較すると、人件費や材料の処分費用を抑えることができます。

 

 

◆バイオ高圧洗浄

専用の洗浄剤を使い、カビやコケなどの有機系の見えない汚れを浮かせて、徹底的に洗浄しました。

 

その後、通常の高圧洗浄を2回行いました。

 

 

 

 

◆屋根カバー工事

・劣化した棟板金、貫板の撤去

屋根カバー工法では、撤去する部材がこちらだけになるので、撤去費用と廃材処分費を抑えることができます。

 

 

 

・防水シート設置

既存の屋根全体に敷きこんでいきます。

軒先（下）から棟（上）に向かって張り付けていきます。

屋根材の隙間から侵入する、雨水や湿気から家を守る役割があります。

 

 

 

・軒先水切り設置

軒先水切りは、雨風などで屋根材下のルーフィング（防水シート）の上を流れた雨水が、雨樋へ伝い流れるよう設置するものです。

 

 

 

・ケラバ板金

屋根の端は、雨漏りしやすい箇所です。ケラバ板金を施すことで吹き込む雨水を防ぐ役割があります。

 

 

 

・スーパーガルテクト（屋根材）設置

ガルバリウム鋼板製の新しい屋根材を取り付けます。

マグネシウムを添加することによって、従来のガルバリウム鋼板に比べて３倍強の寿命になったスーパーガルテクトを設置しました。

遮熱性と断熱性を備え、超軽量を実現したことで地震でも安心できる屋根材となっております。

 

 

 

・雨押さえ板金

屋根と外壁との間に取り付けるつなぎ部分の板金のことです。

雨水の浸入を防ぐ役割があります。

 

 

 

・棟下地（貫板）設置

棟部分には新しく、防腐処理を施した棟下地を取付けます。

 

 

 

・棟板金設置

棟下地の上から、棟板金を被せて丈夫なビスで固定します。

 

これで屋根カバー工事は完了です。

 

 

新しくガルバリウム鋼板製の屋根材をのせたことで、遮熱性・断熱性を高め、屋根の躯体部の保護を担ってくれるのでご安心です。

 

 

 

 

以上でご紹介は終わりとなります。

 

改めまして、この度は弊社にご依頼いただきまして、

誠にありがとうございました。

 

 

こちらのお宅の外壁の施工事例はこちらからご覧ください。

https://keinasu3.com/example/202102211100-2-2-2-2-5-2-2-4-3-2-2-2-3-2-4-2-2-4-4-2-2-3/