埼玉で雨漏り修理、屋根工事、雨どい交換、瓦屋根、漆喰など修繕、葺き替え、カバー工法【ケイナスホーム】蓮田市、伊奈町、白岡市、久喜市、幸手市他

担当からのコメント

埼玉県北足立郡伊奈町の外壁塗装・屋根専門店のケイナスホームです。

埼玉県さいたま市西区に在住の施主様宅にてカバー工法による屋根の上葺き工事をさせていただきました。

大切なご自宅のメンテナンスをケイナスホームにお手伝いさせていただき感謝しております。

使用材料・施工金額は最後に記載させていただいております。

また、このお宅の外壁塗装の施工事例は最後にご紹介いたします。

施主様からのご相談内容

「屋根が剥がれている」とご相談をいただきましたので、早速現地調査にお伺いしました。

屋根に上り状況を見させていただいたところ、全体的に端部からめくれるように剥離している箇所が何か所も見られました。

こちらはパミール屋根の場合に特徴的に現れるミルフィーユ現象というものになります。

（※パミール…住宅建材メーカーのニチハ株式会社が平成８～２０年に販売していた屋根材）

ミルフィーユ現象とは、屋根材の端から雨が浸み込んで、層ごとに剥がれていってしまう状態のことです。

上から保護・補修のために再塗装をしたとしても、一時しのぎにしかならず、すぐにまたボロボロと剥がれてしまうので、カバー工法による屋根の上葺き工事をお勧めさせていただきました。

カバー工法とは、今ある屋根の上に、軽量の新しい屋根材を重ねるという工事になります。

これにより既存の屋根を撤去したり、廃棄する費用を抑えることができます。

また、施工期間も短めに済ませられるので、完全な葺き替え工事に比べると手軽で人気のある方法になります。

他にも屋根が二重になることで、遮熱・断熱・遮音性が増し、安心して快適にお過ごしいただけます。

施工内容

新しい屋根を上から設置する際に障害となる既存の棟板金・棟下地を撤去したあと、工事を行っていきます。

カバー工法では、撤去する部材はこちらだけになります。

◆防水シート設置

防水シートは「ルーフィングシート」や「下葺き材（したぶきざい）」とも呼ばれており、屋根からの雨漏りを防ぐという重要な役割を持ちます。

軒先（下）から棟（上）に向かって前後に１０ｃｍ程重ねながら貼り付けていきます。

重ねしろがあることで、屋内へ雨が入り込むことを防ぐことができるようになっています。

◆棟下地（貫板）設置

屋根の形状に合わせて、棟下地の設置していきます。

木材ですが防腐処理を施してあるものを使用します。

◆水切り部材設置

屋根を長持ちさせるために、それぞれ重要な部材になります。

これらがきちんと設定されていなければ、流れ着いた雨水が屋根内部に入り、雨漏りの原因となったり、屋根材や軒の腐食につながる可能性があります。

・軒先

強風により煽られて屋根が飛ばされてしまう恐れがあるので、板金でしっかりと押さえる必要があります。

・谷樋

異なる２面の屋根が結合する箇所で、雨が集中しやすく、雨の通り道とも呼ばれます。

◆屋根材（スーパーガルテクト）設置

屋根材と断熱材をひとつにした、軽量で抜群に優れた遮熱性・断熱性を発揮する金属屋根材を設置しました。

従来のガルバリウム鋼板に比べて３倍強の寿命になったスーパーガルテクトを使用したので、長くご自宅を守ってくれます。

雪止めも屋根材と同時に設置していきました。

◆立ち上がり部の雨押さえ設置

下屋根と壁の接合部には雨押さえの部材を設置します。

下地の設置が終わったら、上から板金を被せてビスで固定します。

◆棟板金の設置

最後に棟板金の設置を行います。

棟板金の重ね部分にはコーキングを使って、雨の浸入を完全にシャットアウトします。

改めまして、この度は弊社にご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。