外壁塗装や屋根塗装における失敗例第4位は、施工不良によるトラブルです。
 
必要な工程を省いてしまったり、下地調整の認識が甘いことでも施工不良のトラブルに発展してしまうことがあります。
 
ただし、施主様である一般の方にはなかなかわかりづらい部分でもあるので、施工直後に発見することは難しいですね。
 
 
外壁塗装や屋根塗装の施工不良が起きる理由は?
 
外壁塗装や屋根塗装の施工不良が起きる理由は、必要な作業を怠ってしまったことが1番の原因になります。
 
工事の工程はさまざまな作業を行いますが、そのすべてが最終的な仕上がりに繋がっていきます。
 
その作業も欠かせない工程の一部ですが、認識が甘くなってしまうと施工不良につながってしまいます。
 
施工不良と言ってもさまざまで、職人の技術や知識不足が原因で起きてしまう場合と、故意に作業を省いたために起きる場合では、まったく意味が異なります。
 
例えば、下地の状態があまり良くない場合でも、修繕の方法が塗装しかない場合も考えられます。
 
その場合には起こりうる症状を説明したうえで施工を行いますが、やはり下地の状態によっては剥がれなどが起きてしまいます。
 
しかし、予算や工程など塗装業者の都合で省かれた作業によって生じる施工不良はまったくの別物ですね。
 
 
施工不良が起きやすい場所は?
 
外壁塗装や屋根塗装において施工不良が起きやすい場所は、下地調整が丁寧に行われていない場所になります。
 
スレート屋根の塗装の場合には、劣化によって傷み具合が変わってしまうので、塗料の吸い込みにムラが出てしまいます。
 
その場合には塗装後に下地の吸い込みムラによる施工不良が起こりやすくなります。
 
外壁塗装では、クラック補修やコーキング工事などが原因で塗装の施工不良に発展してしまうことが多いですね。
 
下地調整がしっかりしていれば施工不良はあまり起こりませんが、塗装の技術による施工不良としては、サイディングなどの広い面積を塗装した際に起こる継ぎムラには注意が必要ですね。
 
ちょっとした継ぎムラも建物の立地や方角、太陽光の当たり方など細かな条件によって継ぎムラが目立ってしまうことがあります。
 
上塗り工事では建物の1面ごとに仕上げを行うなどの工夫を行うことも重要なポイントです。
 
塗装業者の都合で起きる施工不良は問題外ですが、高い費用をかけて行う外壁塗装や屋根塗装では、職人の施工技術の差による施工不良も避けなければいけません。

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